二輪週報 · 2026 年 第 42 週 · 10.12 — 10.18
HOTMOTO
カワサキがKLX300シリーズ等の国内導入や新型VERSYS 900を発表し、ドゥカティは新型パニガーレV4の日本導入を公表した。BMWが新型F 450 RRを世界初公開し、トライアンフも400ccモデルを予告した。またインド市場の9月二輪販売が前年比13.5%増と好調を維持している。
カワサキ、「KLX300」「KLX300SM」「KLX300 DF」の2027年秋国内導入予定を発表
株式会社カワサキモータースジャパンは、海外で発表された「KLX300」「KLX300SM」「KLX300 DF」の3モデルについて、2027年秋頃の国内導入に向けて準備を進めていることを公式に発表した。発売時期や販売価格、詳細諸元は決定次第改めて公表される。
新型車・モデルチェンジ
この面の導入カワサキの新機構搭載車やホンダのレブル改良など実用・中型クラスの投入計画も相次いだ。
カワサキ、先進運転支援システムARASを初搭載した新型「VERSYS 900/SE」を北米・欧州で発表
カワサキは、Z900ベースの948cc水冷並列4気筒エンジン(122ps)を搭載した新型アドベンチャー「VERSYS 900/SE」を北米と欧州で発表した。VERSYSシリーズ初となる前後レーダーによる先進運転支援システム(ARAS)を搭載し、北米仕様SE LT ABSは1万3599ドルで2027年3月に発売される。
ドゥカティ、218psへ進化した新型「パニガーレV4 / S」を2027年4月に日本発売へ
ドゥカティジャパンは、フラッグシップスーパーバイク「パニガーレV4」および「パニガーレV4 S」の2027年モデルを2027年4月に日本導入すると発表した。最高出力を218psへ向上させたデスモセディチ・ストラダーレエンジンを搭載し、フレーム剛性や空力性能の最適化が施されている。
トライアンフ、400ccクラスに新型「Bonneville T40」「T40 Black」を投入、2027年春発売へ
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは、400ccクラスの新型モダンクラシック「Bonneville T40」および「Bonneville T40 Black」を発表した。398cc水冷単気筒エンジンを搭載し、2027年春より日本国内に順次導入予定で、同社の中型車シリーズは計7モデルへ拡大する。
カワサキが遠心クラッチ採用の「KLE500 SE S Smartride」を2027年春に国内導入へ
カワサキモータースジャパンは、発進・停止時のクラッチレバー操作を不要とする新機構「Smartride」とローシート仕様を備えた「KLE500 SE S Smartride」を2027年春頃に国内導入すると発表した。従来のKLE500 SE導入予定からの変更となる。
BMWがS 1000 RRスタイルの新型ミドルスポーツ「F 450 RR」を世界初公開
BMW MotorradはA2免許クラス向けの新型スーパースポーツ「F 450 RR」を発表した。F 450 GSと共通の420cc並列2気筒エンジン(48hp)を搭載し、装備重量は177kg。S 1000 RR譲りの空力ウイングや左右非対称カウルを採用し、ドイツ価格は7,250ユーロからとされる。
ホンダ、丸型フルカラーTFTナビ画面を採用した新型「CM250」「CM500」を中国で世界初公開
ホンダは中国の重慶モーターサイクルショーにおいて、クルーザーモデルの最新型「CM250」および「CM500」(日本名:レブル250/500)を世界初公開した。3.6インチの円形TFTディスプレイを新採用して地図ナビの直接表示を可能にしたほか、500にはホンダ Eクラッチとトラクションコントロールが初搭載されている。
CFMOTO「V4SR-RR」のV4エンジン詳細:特許から判明した可変吸気とターボの可能性
CFMOTOが開発を進める新型スーパースポーツ「V4SR-RR」の特許出願から、最高出力207bhp以上を発揮する997cc・90度V4エンジンの内部構造が判明した。可変長吸気システムや逆回転クランクシャフトの採用に加え、特許内ではターボ過給仕様の存在も示唆されている。
ホンダ、DCT制御を改良した「レブル1100」の2027年モデルを欧州で発表
ホンダ・ヨーロッパは、大型クルーザー「CMX1100 Rebel(日本名:レブル1100)」の2027年モデルを発表した。新色イリジウムグレーメタリックの追加に加え、DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)の低速制御アップデートやライディングポジションの見直しなど、実用性と快適性を高める改良が施されている。
販売・決算・市場データ
2026年9月のインド二輪市場、国内販売が前年比13.5%増の246万台に成長
2026年9月のインド国内二輪車販売台数は、前年同月比13.50%増の246万3,103台を記録した。車種別ではHero Splendorが43万1,279台で首位を維持し、Honda Activaが前年比48.19%増の35万2,271台と急伸して市場拡大を牽引した。
業界動向
アプリリア、MotoGP第17戦インドネシアGP決勝で最高峰クラス初のトップ4独占を達成
10月9日から11日にかけて開催されたMotoGP第17戦インドネシアGP決勝において、アプリリアが優勝から4位までを独占する快挙を達成した。アプリリアにとって最高峰クラス史上初の1〜4位独占となり、フル参戦する日本人ライダーの小椋藍(アプリリア)はスプリントレースで2位に入るなど活躍を見せた。
モータースポーツ
ドゥカティとアプリリア首脳、2027年MotoGP新規定850ccマシンのテスト結果と最高速削減について見解を語る
2027年から導入される850cc新規定マシンのプライベートテストにおいて現行1000ccに近いタイムが記録されたことを受け、ドゥカティのダッリーニャとアプリリアのリボラが見解を表明した。両首脳はエンジンの小排気量化による約50馬力の出力低下によって最高速度が下がり、安全性の向上が図られることが最も重要な目的であると強調した。