二輪週報 · 2026 年 第 41 週 · 10.05 — 10.11
HOTMOTO
トライアンフが400ccのBonneville T40を発表するなど各社から新型ツアラーやスポーツモデルが登場した。政策面では中央線のない生活道路の法定速度が30km/hに引き下げられ二輪車の希望ナンバー制導入が決まった。業界では損保代理店契約の打ち切りが広がる一方、MotoGP日本GPスプリントでマルク・マルケスが制した。
トライアンフ、ボンネビルT40発表
トライアンフは、400ccの新型「Bonneville T40」および「T40 Black」を発表した。398cc単気筒エンジンに低中回転重視の専用チューニングを施し、ツインショックやコーナリングABS、クルーズコントロールを標準装備。日本国内では2027年春に発売される予定だ。
新型車・モデルチェンジ
この面の導入ドゥカティの旅仕様モデルやカワサキの高性能スーパースポーツなど、旗艦車種の刷新が相次いだ。
トライアンフ、新ストリートトリプル等予告
トライアンフは、2027年モデルとして新型「Street Triple 798」、および「Tiger 900」「Tiger 1200」の導入を予告した。ストリートトリプルにはMoto2由来の798ccエンジンや新設計フレームが与えられ、タイガーシリーズには前方レーダーによる運転支援機能の搭載が示唆されている。
ドゥカティ、新型「ムルティストラーダV4 S GT」を発表
ドゥカティは、長距離ツーリング特化モデル「Multistrada V4 S Grand Tour」を発表した。170馬力のV4エンジンを搭載し、前後レーダーや合計60Lのサイドパニア、前後シートヒーターを標準装備した最上級の旅仕様となっている。
カワサキ、欧州でNinja ZX-10R等の27年モデル発表
カワサキは欧州でスーパースポーツ「Ninja ZX-10R」および限定モデル「Ninja ZX-10RR」の2027年モデルを発表した。ダウンフォースを高める大型ウイングレットや最新電子制御を継承し、スマホ連携機能を強化。RRは世界限定500台で設定される。
規制・政策・リコール
この面の導入ホンダから軽二輪人気車種や競技専用車のかじ取り部に関する回収・修理の届け出が行われた。
警察庁、中央線のない生活道路の法定速度を30km/hに引き下げ施行
警察庁は生活道路における自動車等の法定速度を従来の60km/hから30km/hへと引き下げる改正を施行した。標識等による中央線や車両通行帯が設けられていない一般道路が対象となり、ドライバーやライダーへの安全意識と取り締まり注意が喚起されている。
バイクの希望ナンバー制、10月19日開始 料金は2500円~3000円/枚
バイクの希望ナンバー制度が2026年10月19日から始まる。対象は小型二輪(250cc超)と軽二輪(125cc超~250cc以下)で、原付一種・原付二種は対象外。最大4ケタの数字を選べ、全国共通の11通りは抽選で、料金は2500円~3000円/枚。申し込みはウェブか予約ナンバーセンターの窓口で行う。
ホンダ、レブル250やCL250など3車種のハンドルロック不具合でリコール届出
本田技研工業は、レブル250、Rebel250、CL250の3車種について、施錠装置(ハンドルロック)固定ボルトの締結力不足によりボルトが緩んで転倒に至るおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。全車両を対象に締付けボルトを新品に交換し規定トルクで締め直す。
ホンダ、CRF250Rなどモトクロス競技専用車4機種のハンドルホルダー無償修理を発表
ホンダは、モトクロス競技専用車「CRF250R」「CRF250RX」「CRF450R」「CRF450RX」の4機種計634台を対象に、かじ取り装置の下側ハンドルホルダー過切削による固定力不足の不具合で無償修理を実施すると発表した。
業界動向
大手損保が街のバイク店で保険代理店契約を打ち切り、2年で2.6万店減
大手損害保険会社が小規模なバイク店や整備工場に対する保険代理店契約を打ち切る動きが広がっている。ビッグモーター問題後の金融庁監督強化を背景に、2025年度の損保代理店実在数は前年から1万6114店減少し、店頭で自賠責や任意保険に加入できない不便や無保険車増加の懸念が生じている。
ヤマハ、DiASilシリンダーにリサイクルアルミ合金を採用
ヤマハ発動機は、独自技術のオールアルミ製「DiASilシリンダー」の原材料をリサイクルアルミ合金へ順次切り替えると発表した。インドネシア生産のコミューターから開始し、2030年の完了時には年間約4万7000トンのCO2削減を見込む。
モータースポーツ
MotoGP日本GPスプリント結果、マルク・マルケスが優勝しモレイラが2位に繰り上がる
MotoGP日本GPのスプリントで、マルク・マルケスが優勝した。最終ラップのトラックリミット違反でホルヘ・マルティンとエネア・バスティアニーニが1つ順位を落とし、ルーキーのディオゴ・モレイラが2位に繰り上がってMotoGP初の表彰台を獲得した。
ホンダ、インドネシアGPでミルの代役にエスパルガロ起用
ホンダは、MotoGP第17戦インドネシアGPにおいて体調不良のジョアン・ミルが欠場し、代役としてテストライダーのアレイシ・エスパルガロを起用すると発表した。エスパルガロにとっては今季初のグランプリ参戦となる。